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柳こぼれ話舞

『八重の桜』第21話神保修理の切腹

幕末の会津藩・怒涛の悲劇の本幕が、いよいよ切って落とされた。

将来を嘱望された若き逸材、神保修理の切腹だ。

鳥羽伏見の敗戦の責任を、一身に背負って米蘭旅遊

修理が将軍に進言した内容は、

「いったん兵を引き、恭順の意を示してから、江戸にて善後策を練る」

だったのに対し、将軍・慶喜が取った行動は、

「兵を置き去りにして、内密のうちに、

将軍・京都守護職・京都所司代の三名のみが、江戸へ脱出し、

江戸にて恭順する」

という、唖然たるものだった康泰導遊

その責任を負わされるというのは、

現代人には理解できないかも知れないが、

修理は、後に残る人々に、、

誰も恨まないで、日本の行く末のために全力を尽くしてくれるよう遺言し、

従容と、死に就く。

修理の自刃によって、

慶喜や容保に向かいかねなかった、兵たちの憤怒は、消える。
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